TEAM SHACHIとの出会い 2

12月24日に日付が変わっても、柚姫の部屋の熱気は続いていました。
TEAM SHACHIのファン(タフ民と言います)の中で柚姫の部屋の視聴者(ルームメイトと言います)から公式ツイッターのフォロー申請が続いていました。
新人は戸惑いながら、お礼のDM返信を続けていました。
フォロー申請の中に気になるアカウントがあるのに気付きました。
「TEAM SHACHIオフィシャル2ndアカウント」とありました。
気にはなりましたがひとまずお礼を送り返して、押し寄せるフォロー申請へのお礼のDMを続けました。
この日、フォロアー様は100人ほど増えました。
こんな数字は大手のアカウント様にはなんてことない数かもしれませんが、当時のサンスマイル公式Twitterのフォロアー様の総数が150人程度だった事からすると驚異的でした。
12月24日の就業時間間際に「TEAM SHACHIオフィシャル2ndアカウント」様よりDMが入りました。
ツチノコ無断使用のお詫びと、今後の良好な関係構築をとのありがたいお言葉をいただきました。
最後に「よろしければ一度番組に遊びに来ていただけませんか?」とのお申し出をいただきました。
いつかそういう日が来るだろうとは思っていましたが、新人は広報と言う仕事をさせていただきながら人とのコミュニケーションが苦手と言う致命的な欠陥を持っており、このような時を恐れていました。
お断りするのも角が立ち、広報的にヤバい状況になりました。
新人は悩んだ末、広報の上司に相談しました。
上司が出てくれるのかと思いきや、企画の先輩に相談を始めました。
上司の話では、センムは元々商品を売り込むために企画でありながら広報から営業まで全てこなしており、テレビ取材なども経験があるし、「つちのこの産みの親」という肩書の方がインパクトあるとの判断をしたそうです。
企画の先輩は勤続年数が社長の次ぎに長い事から通称センムと呼ばれていました。(テキサス、ジーパン的な呼称です)
業務は企画開発で、おしゃどボ、いないべぇ、つちのこ等、サンスマイルの玩具のほとんどを生み出した人です。
「センム、TEAM SHACHIのオフィシャルさんから出演のお誘いが…」
新人は状況を説明し、センムに出演をお願いしました。
「いいよ、俺が出るよ」
二つ返事でした。
新人は喜んでつちのこの開発者が出たがっているとTEAM SHACHIオフィシャルさんに連絡し、今後の実務を仕切る先輩をご紹介しましたところ、TEAM SHACHIオフィシャルさんから12月26日に「1月13日放送に出て欲しい」との連絡が入りました。
先輩はすぐにやり取りを始めました。
「ツチノコを開発したセンムが喜んで出させていただきます。」
「専務さんが!?ありがとうございます」
既に年の瀬です。
詳細は年明けという事になりました。
12月27日、新年に向けた新しいムーブメントに興奮を感じつつ、新人は先輩やセンム達と茨城で15時から23時まで行われる忘年会 兼 納会に臨みました。
この時、まさか翌年、自分のサインを求める人が出てくるようになるなどとは思いもせず、センムは熱唱し続たのです。

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コメント: 6
  • #1

    みどニンジャ (木曜日, 16 4月 2020 10:09)

    続きが面白い(*´∇`*)

  • #2

    No.59 (木曜日, 16 4月 2020 12:11)

    専務さんの熱唱がさらされてますね�

  • #3

    うぷぷひろやん (木曜日, 16 4月 2020 19:29)

    こんばんは!
    このブログ記事、めちゃくちゃ楽しいっすね!
    こんなエピソードブログがいっぱいいっぱいになるといいなぁ!
    これからも沢山の思い出を共に作って行きましょう!!

  • #4

    てばもと (金曜日, 17 4月 2020 09:58)

    面白いwwwwセンム推せますな!!w

  • #5

    新人 (木曜日, 28 5月 2020 16:16)

    この辺は事実なので書きやすいです。
    ルームメイトの皆さんは裏でどんな流れだったのかお楽しみいただけると思います。

  • #6

    いぬ (日曜日, 31 5月 2020 11:03)

    今更ながら拝見して、経緯が面白いですね。
    快く出演引き受けてくださるセンムさん素晴らしいです。